お茶の福本園 産地直送便ブログ 『茶畑便り』

2008年11月28日

厳しい「日本の農業」の夜明け!


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突然ですが、皆さん、今週の「ガイアの夜明け」見ました?

あの、役所広司さんが案内人で蟹江敬三さんがナレーターを務める
今話題の番組で、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな
日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生= 「夜明け」
を目指す現在の日本を描くという意味合いの番組です。

今週は、2週連続企画の「ニッポンの農業を問う」
というテーマで放送されました。

いや〜本当に核心をついた良い内容でしたね〜。
的確に、今の現状が捉えられていました。

番組では、今日の、日本の農業の現状と抱えている問題点等を取り上げられ、
非常に厳しい状況にある農業経営のしられざる実態を紹介されました。

そうなんです。
今、日本の農業は、かって経験した事のない様な
非常に厳しい状況に陥っておりまして、
「このままでは、農業では、生活できない。」
「日本の国から農業をする人は、いなくなってしまう。」
という切迫した状況にあります。
経済で言えば、1929年の世界大恐慌の時の状況です。

肥料やいろいろな農業資材等の高騰、
重油や軽油等の燃料費の高騰、そして、農産物価格の下落と
それに加えての世界的な大不況。
本当に想像を絶する厳しさです。

複雑な流通の中で、生産者は、いろいろなコスト高や
売り上げ低迷の影響を全部、背負わされています。

今の世の中(経済)では、売る人(商売人)ばかりが強くて、
すべての権限を持ち、作る人(生産者)は、すごく弱い立場にあり、
何を言われても、何も言えず、商人の言うがまま(決めるがまま)なのです。

いい意味で経済が回っていた、売る人・作る人の「分業化」が
崩れ去ってきているのです。

これから先、農業を続けていくためには、
よほど覚悟をきめて、時間を惜しまず、すべての事に
取り組んでいかなければ、やっていけないと思います。

作る事に於いては、商品の差別化、商品の付加価値を高め、
しかも安心安全な商品作りを第一に考える事が必要ですし、
そして、どんなに良い物を作っても売らなければ話にならない
というように、販売面にも力を入れて取り組んでいかなければ
生き残れないと思います。

ただ厳しい厳しいと言うのではなく、いろいろな人々の意見や動向、
消費者の皆さんが今どの様に考え、今何を必要としているのかという
「お客様の生の声」にもっと耳を傾け、消費ニーズや動向を把握して研究・勉強し、
自分たちの作物づくりに生かしていかなければいけないと思います。

死に物狂いで一生懸命取り組んでいかなければ、
「日本の農業の未来はない」と思います。

前向きに、ただひたすらに頑張るのみです。
今後とも皆様、ご指導よろしくお願いします。

posted by ふく at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月24日

チーム・マイナス6%に参加!

遅くなってしまいましたが、今月の中旬から
「みんなで温暖化を止めよう! チーム・マイナス6%」
に企業として参加し、環境問題に取り組んでいく事になりました。

温暖化防止に活躍するお茶の木

チーム・マイナス6%

早くから、地球温暖化を阻止するため、そして自然環境を守るために
この活動に参加しょう!と思っていたのですが、
なかなか忙しいままに時が経ち、遅くなってしまいましたが、
ようやく先月申込をし、承認されました。
遅すぎ?ですよね!

私は、過去の記事でも書きましたが、
自然に携わる仕事(お茶の栽培管理)をしていますので、
常日頃から、この問題の重要性をヒシヒシと感じていました。
毎日の仕事の中で、肌で地球温暖化を感じ、
そして、お茶の木から「事の重大さ」を教えてもらっていました。

現に、仕事の時期(秋整枝の時期など)やお茶の芽の生育状況、
生育時期を見ましても、顕著に温暖化の影響が表れていますし、
また、冬の暖冬、春先の晩霜、夏の猛暑、ゲリラ的な集中豪雨、
秋のいつまでも続く残暑等、挙げたらキリが無いぐらいです。
本当に深刻な問題だと思います。

今、何かしらの対策を打たなければ、
取り返しのつかない事になるような・・・。

「チーム・マイナス6%」に参加したと言っても、
特別な事は、何もありません。
身近に出来る事から少しづつ取り組んでいく事こそが
大事ではないでしょうか?

地球温暖化問題という大きなテーマに対して、
私たち一人ひとりの力はそれほど大きくないかもしれません。
でもみんなの力がチームとなって結集すれば、
地球規模の大きな力になれるのではないかと思います。

レジ袋を使わないこと、エアコンの設定温度を控えること、
水や電気を節約すること、車の運転時には、アイドリングを
行わずに、ふんわりアクセル「eスタート」などのエコドライブを
心がけること。
身近にできるちょっとしたことから取り組み始めたいと思います。

それと、私たちだけが出来る事があります。
それは、お茶の木を植える事です。

植物は、光合成(炭酸同化作用)を行い、二酸化炭素CO2を吸って、
酸素を出してくれるので、CO2削減には、植樹が最も有効です。

特にお茶の樹などの常緑樹は、一年中、緑の葉っぱがありますので
最も温暖化防止に有効なのです。

今後もお茶の樹を空いてる畑などに植えていきたいと思います。



タグ:お茶 自然
posted by ふく at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月21日

全国一斉「お茶PRの日」!

皆さん、こんにちは。
毎日、真冬並みの寒さが続いていますが、
いかがお過ごしですか。
まだ体の方がこの寒さに慣れていませんので、
風邪など召されませぬ様、寒さ対策は万全にしておきたいものですね!

昨日は、あまりに空気が澄んで天気がよかったので、
仕事で菊池に行ったついでに、菊池渓谷に拠ってみました。

菊池渓谷

ちょっと見ごろからすれば、遅かったみたいですね。

菊池渓谷

でも、菊池渓谷は何時行ってもきれいですね〜。

紅葉

さぁ、十分自然を満喫できたところで、
本題に入りたいと思います。

今度の日曜日(11月23日)の勤労感謝の日に、全国一斉に、
お茶の素晴らしさをPRしょう!という事で、
『お茶いっぱ〜いの日』PRイベントを行います。

このイベントは、昨年、私が全国茶生産青年団の副団長をさせて頂いている時に、
熊本(水俣)の松本くん(生産農家)の方から提案が有り、
「それはいい!」という事で、10月の大分の九州大会の時に、
そして、11月の滋賀の全国大会の時に、私がご提案させて頂いたイベントです。
昨今の厳しい茶業情勢を踏まえて、何とか出来ないだろうか?
こんなにおいしくて、健康・美容にもってこいの「日本茶」を
もっと消費者の皆様に知って頂くにはどうしたらよいか?
と試行錯誤を繰り返し、それだったら全国一斉にやってはどうか!
という事になりまして、今回開催される事になったわけです。

全国茶生産青年団が主催者となってイベントを行いますが、
JA、経済連、日本茶インストラクター協会、茶商連合会等のたくさんの関係機関の
協力を得て『お茶いっぱ〜いの日』PRイベント行われます。

熊本で行われる会場の方は、熊本市内は、交通センタービル前、
そして、八代地区では、日本茶インストラクター熊本支部の皆様のご協力により、
八代市立宮地小学校において、それと水俣地区では、水俣市内で、
お菓子やさんと一緒にローズカフェ、
菊池地区では、菊陽町の「きくちのまんま」においてPRイベントが行われます。
※東京の銀座熊本館においても、お茶とお菓子でおもてなしイベントが行われます。

どうぞ皆様、是非会場の方に足を運んで頂いて、
お茶の魅力を存分に味わっていただきたいと思います。
よろしく、お願いします。
posted by ふく at 13:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月20日

今朝は冷えましたね〜!

今朝は、冷えましたね〜!
お茶の福本園付近(熊本空港)で氷点下2度近くまで下がりました。

下の写真は、お茶の福本園の所在地、菊陽町から見た阿蘇山です。
あまりに綺麗にはっきりと見えたので撮りました。

菊陽町からみた阿蘇山

下の写真は、広角で撮った写真ですが、サイズが小さいので、あまりハッキリ見えませんね〜。
放射冷却で冷えた澄んだ空気と阿蘇山をとりたかったのですが・・・

阿蘇山

それにしても、とても寒かったです。
熊本市内でも、氷点下となり、11月に
氷点下となったのは、十数年ぶりだそうです。
本当に、近頃の天気は、極端ですね〜!

寒いといえば、ここ最近、経済の方も冷え切っていますね〜
株価の方も、今日も大幅に下がり、大変なことになっております。
なにか良い策は無いのでしょうか。

今まで他人事のように眺めていた金融不安ですが、
最近ジワジワと私たちの実際の生活にも影響が出てきたように思います。

これから先、どうなっていくのでしょう?
とても不安になります。

また、一方では、食の安全が脅かされる事件が相次いで起こっております。
本当に、暗く悲しいですね〜。

私たち生産者、そして消費者の立場として、

「なんで?」
「どうしてそんな事まで?」

と疑問に思い、呆れかえり、凄く怒り、憤りを感じます。

先日、当店では、これから先の見通しがたたない景気に対する対策と
食の安全について、みんなで話し合いをしました。

そして、今後は、生産者(生産農家)という立場と
製造直売(生産直販)という強みを生かして、
『今まで以上にお客様にとって、お得で高品質なお茶をお届け出来るように徹底して取り組んでいく』という結論に至りました。
そして、一番大事な事は、今まで以上に生産者としての責任感をもち、
顔の見える「安心安全なお茶作り」にいっそう励むという事だと思います。

これから先、『高品質で安価で、安心安全なお茶づくり』を心がけ、
精一杯頑張っていきたいと思いますので、どうぞ今後とも、ご愛顧よろしくお願いいたします。

posted by ふく at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶

2008年11月18日

お茶の木も冬支度。

今日は、かなり冷えてきましたね〜(≡ω≡.)
この秋一番の寒気が近づいている影響ですが・・・
ようやく冬が近づいてきたといった感じです。

秋の茶畑

でも考えてみたら、この秋はまだ、当福本園の茶畑では
霜が降っていません(゚ロ゚;)エェッ!? 
もう11月も下旬になろうとしているこの時期において
霜が降っていないという事は、ある意味驚きです。

昔は、早い時には10月の下旬ごろに初霜がありました。
それが、今では11月中旬過ぎても霜が降っていないのです。
やはり、かなりのスピードで温暖化が進んでいるのだな〜
と思いました。

後々は、秋が無くなってしまうのでは・・・・・本当に心配です。

少しづつでも出来る事から取り組んでいかなければいけない。
改めてそう心に決めました。

さて、茶畑の話に戻りますが、
だんだん寒くなってきますと、茶の木も冬支度を始めます。
新芽の生長を止め、茶の葉は、厚くて硬い大きな大人の葉になります。
枝や葉といったお茶の木全体の耐寒性を強めて、寒〜い冬に備えます。
そして、光合成をして、養分を根に蓄えていくのです。

茶の木は、冬は休眠すると言われますが、たしかに、
地上部は、休眠している様に全然動きません(成長しません)。
しかし、光合成などは年中行い、根に養分をたくわえ続けるのです。
春先に出る一番茶が一番おいしいのは、
この茶の木の休眠と根の貯蔵養分のおかげなのです。



posted by ふく at 16:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶畑

2008年11月13日

今年3月に植えた「幼木園」

今年の3月に植えた茶の木の様子をお見せします。
写真は、10月30日に撮影していたのですが、
なかなか忙しくてご紹介出来ませんでした。すみません。

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上の写真は、品種は、「おくみどり」で、植えてから約7ヶ月後の状態です。
どうでしょう?
結構大きくなったでしょう?
今年は、7月が平年より早く梅雨明けして、かなりの猛暑になりました。
7月は、雨もあまり降らず、かなり茶の木も暑さで弱っていました。
スプリンクラーで散水しましたが、暑さ(気温の高さ)の影響で
2割ぐらいの茶の苗が枯れてしまいました。

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やはり、お茶は「樹」ですから、直ぐには大きくなりません。
当たり前に収穫できる様になるまでに5〜6年かかります。
そして、成木園(大人の茶園)の様においしいお茶が採れるか?
というと、初めからおいしいお茶は、採れません。
本当においしいお茶が採れる様になるまでは
10年ぐらいかかると考えています。

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幼木園の管理は、結構大変です。
しかし、茶園の若返りを定期的にしていくためには、
仕方がない事なのです。
また、「苗半作」という言葉もある様に、
幼木園の管理はとても重要です。
幼木園の状態で、将来のその茶園の良し悪しが決まると言っても
過言ではありません。
「早く大きくなる様に」とともに、
焦らずじっくり愛情を込めて育てていきたいです。
わが子を育てる様に・・・。

posted by ふく at 00:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶畑

2008年11月11日

毎日、「お茶作り」!!

なかなか製品作り(お茶作り)で毎日忙しく、
茶園の状態をご紹介できずにすみませんm(_ _)m

今年は、おかげ様で『肥後茶夢物語シリーズ 〜深蒸し茶〜』が
よく売れて、毎日製品を作っています。
本当にありがとうございます。

福本園では、お客様に、年間を通して変わらぬおいしいお茶をご提供できる様に、「お茶」は、「荒茶」の状態で、出来た直ぐ(4月、5月の一番茶の時)に真空包装し、冷蔵庫で保管しておりまして、その都度少量づつ、冷蔵庫から出して製品を作っております。
保存(保管)の事を考えた場合、お茶は「荒茶」の状態で真空包装して冷蔵庫に入れているのが一番保存性が良く、少量づつ冷蔵庫からだして、仕上げ火入れ加工するやり方が、一番おいしいお茶が出来ます。(大変ではありますが・・・汗)
福本園では、大変ではありますが、この手間暇かける、こだわりの「お茶(製品)づくり」を貫いています。
明日は茶畑での作業、明後日からは、また「お茶作りです。」

おいしいお茶が出来るように一生懸命頑張ります!

posted by ふく at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶

2008年11月04日

やっと秋整枝が終わりました!


今日、平成20年の秋の整枝を終えることが出来ました。
なかなか雨等も多く、やっとのことで終える事ができました。

今年は総括して秋の茶園の状態はよろしいです(^^)

いまから冬にかけては、茶園の方も眠りに入りますので、
秋の状態が良いという事は来年の一番茶はかなり期待できます。

とりあえず、ホッとひと安心です。

茶園管理の方は、続きますが・・・(汗)

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上の茶園は、今年一番の茶園です。
手が入らないぐらい葉が詰まっています。
品種は、めいりょくで、管理は、2番茶後浅刈更新を処理しました。

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上の茶園の整枝面を拡大した写真です。
もう少し切っても良かったのですが、
これ以上切ると、色が変わりますし、
芽重型の一番茶を収穫したいので、少し高めに均しました。

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この写真も、同じくめいりょくの整枝面です。

後は、春に整枝する茶園の予備整枝をするだけになりました。

posted by ふく at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶畑

2008年11月02日

長い間ありがとうございました。

今日から11月になりました。
ほんと月日の経つのは早いですね〜。

今、秋整枝とともに、来年の茶園の改植の準備をしております。

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上の写真は、茶園を植え替えるために、夏のうちに抜根して燃やしたところです。
抜根した茶園は、茶の木を植えてから37年経っていました。
新しい品種に植え替えるために抜き取り、処理したのです。

37年間、私たち家族を養ってくれた茶園です。
私を子供の頃から育て、ここまで生活させてくれた茶園です。
そう考えると、感慨深く、何かしら涙が出てくるぐらいです。
本当に茶の木さん、ありがとう。お世話になりました。

これから先も茶の木さんに、『食べさせてもらっている。』
『茶園さんのおかげで生活が出来ている。』
という感謝の気持ちを忘れずに栽培・管理していきたいと思います。

本当に茶の木さん、ありがとうございました。
posted by ふく at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶畑